そもそも治験とは?

治験は病院で検査を受けて、その分お金をもらえるという認識しか持っていなかった僕は、そもそも何故治験というのがあるのかを理解していませんでした。
唯の実験なんだろうなという安直な見方しかしていなかったのですが、調べてみると治験はとても深いものだったのです。


薬を作るために欠かせないもの


多分誰しもが体を壊した時に薬に頼っていたと思います。
僕も頭痛や腹痛、熱が出た時にも市販の薬を頼って体を治してきました。時間がたってもこういったものは治らないので、薬に頼らないといけないわけです。
その薬なんですが、どのようにして出来るのか知っていますか?僕も調べてから知ったのですが、薬が出来上がるには治験を通らないといけないのです。

どういうことかと言いますと、サンプルとして出来上がった薬がほんとうに人に効くのかどうかを実際に確かめる必要があったのです。
もし効きもしないのに大量に作ってしまっては意味が無いので。
治験はそのためにあると言ってもいいと思います。

そのサンプルを人に使うのは危ないんじゃないかって思うかもしれません。僕も思いました。
でも、サンプルは人に使う前に動物で実験したり、厚生労働省に認可を受けていたりしているので、一応安全ではあるようです。
その安全なサンプルが、人にしっかり聞くのかを確かめる試験が治験というわけです。
実験ではないんです。試験なんです。


治験がないと薬は生まれない


薬は治験を必ず通らないと販売が許可されないらしいです。
つまり、日頃お世話になっているあの薬やあの薬も、全て治験の結果がOKだったから販売することができたのです。
薬がないと世の中の病気は治りませんよね。でも、その薬を販売するには治験が必要不可欠ということなのです。

なんとなく治験のことが理解できました。
では、治験の具体的な中身についてまとめていきたいと思います。